New&Rare ITEM

 9月新譜

Dr.JOHN And The Lower 911 : Trival 先だって亡くなったボビー・チャールズのアルバムを好サポートしていたDrが勢いに乗って新作を出した、70年代初頭に初めてニューオリンズ音楽の広さと深さの魅力を教えて貰い、振り返っ…

 スワンプなヴェテラン達

Steve Cropper & Felix Cavaliiere :ミッドナイト・フライヤー ブッカー・T&MGズのギタリストのスティーヴ・クロッパーとラスカルズのキーボード・プレイヤー兼ヴォーカルのフェリックス・キャバリエの共演作第二弾が出た…

JACOB DYLAN : Women & Country ゆるくも無く激しくも無い丁度良いミデアム調のロックバンド「ウォール・フラワーズ」は結構お気に入りで、初来日(何年前だ?)公演観に行ったもんだ、バンドは解散し、ジェイコブは一人歩き、今回はTボーン・バーネットが…

CAROLE KING & JAMES TAYLOR : Live at TROUBADOUR これは50周年を迎えたハリウッドにあるクラブ「トルバドール」での(2007年)キャロルとジェイムスの特別なギグである。トルバドールは60年代にザ・バーズ…

 3大ギタリスト今昔

JEFF BECK :エモーション・アンド・コモーション 60〜70年代の3大ギタリストと言えば言わずと知れたクラプトン・ページ・ベックである。ページはツェッペリンのメンバーとして燦然と輝き、クラプトンは黒人ブルースの伝道者そしてビートルズや…

 英国なロック

The Rolling Stones : Get Yer Ya Ya’s Out ! 去年発表したリマスタースペシャル・ヴァージョン、オリジナルに未発表ライヴ「放蕩むすこ」「ユーガッタ・ムーヴ」「アンダー・マイ・サム」「アイム・フリー」「サティスファク…

 花咲く乙女!

雪ジャケの後は何にしようかと考えていたら、桜も咲き始めた事だし、花はどうかな?と思っていたら次々出て来ました、古くはやはり「ビリー・ホリデイ」、歌は暗めでブルージーだがジャケットは可愛いレディーです! 今は亡き英国の宝石「サンディ・デニー」…

 親父ロック3枚!

BOBBY CHARLES : Timeless 今年1月に72歳で逝ったボビー親父の最後のアルバム、相変わらずのまったりスワンプ!Dr・ジョン参加でニューオリンズ臭プンプンだ!ギターもS・ランドレス、D・トラックス、G・マッギーと豪華な顔ぶれだ。俺達のボビー初体験は…

 荒井由実「ひこうき雲」の秘密を探る!

秋山兄弟は「坂の上の白い雲」を目指して昇った! 空まで続く白い坂道をあの子は昇って行く、あの子の命は「ひこうき雲」 ! 今年1月にNHK・BSで荒井由実のデヴューアルバム「ひこうき雲」(1973年・11月リリース)の制作メンバーが集まって当時を振…

進化し続ける!ヤング・アメリカン

続々と元気なシルバー・ロッカー達が来日する!ディラン、C・キング&J・テイラー、J・ブラウン等いまだに輝いている! 中堅のジョー・ヘンリー(もはやヴェテラン?)、エイミー・マン、L・ウイリアムス等が活躍する中それを追うように所謂オルタナティヴな…

 冬の風物詩

5日の小寒が過ぎ20日の大寒を迎えようとしている昨日、東京で初雪観測、千葉はやはり暖かいので雨から雪にはならなかったが、(場所によってはどうだったのか?)とにかく寒いのだ。 で寒い時期に聴きたくなるアルバムを引っ張り出した、マイ・ベストアル…

 2009 Best 10

2009はクリスマス・アルバムのオマケまで付いてディランの年だった、今年は来日するし更にブレイクか? しかしジョー・ヘンリーとディラン、ミラー夫妻以外はイマイチインパクトが弱かった、若くて見逃している(勉強不足もあるが)良い物あったら教えて…

CHRISTMAS ALBUM

クリスマスは元々キリストの誕生日では無く、キリスト教以前の古代ローマ時代の太陽神信仰によるもの、冬至の12月25日に「太陽をもっと!」の願いを込めて祭ったもので、後にキリスト教布教に利用されたものである、従ってあながち縁の無い日本人でも祝って…

 冬になると聴きたくなる!

BOB DYLAN:FreeWheelin 1971年稲毛にロック喫茶を始めた、名前はディランにしたかったが音楽雑誌のCMに既にその名は使われていた(大阪のロック喫茶)それで「ドノヴァン」(イギリスのディランと言われていた)にしたんだ。 ディラン…

 New ITEM In DEC 

BOB DYLAN : Christmas In The Heart ディランはロッカーだと思っている、フォークの初期よりフォークロックの中期更にちょいワル親父の時代の中年ロックが、もちろん今年の新譜も最高だった!だからジョニー・キャッシュとカン…

 DAN・PEN & SPOONER・OLDHAM

スプナーに関しては情報が少なかったが、そうですか!VIVIDさんから出ましたか?そちらのライナーにはどの程度あるのでしょうか? とりあえず自分の知る限りを、72年に初ソロ「Pot Luck」を発表する前はマッスル・ショールズの「フェイム・ス…

 ファミリー・プロダクション

ディスク・ユニオンだけなのか?あの名盤スプナー・オールダムの「Pot Luck」(70年代アナログは2万円位した?)が紙ジャケで出た!1970年代ブラック・ホークや蓄光堂に通った人は目の色変えて探し廻った!ジョン・サイモンの1st&2nd、J…

サンダー・ライトニンギターなPETE CARR !

一部のマニア垂涎のセッションギタリストのピート・カーはフロリダ州デイトナ生まれ、あのオールマン兄弟とは10代からの知己、アワーグラス(オールマン兄弟のバンド)に参加、オールマンブラザース・バンドの誘いを受けるがセッションマンとしての道を選…

 JOE HENRY

Joe Henry : Blood From Stars ランディ・ニューマンやトム・ウェイツの様な所謂ストーリーテラーとして今一番油の乗ってる男ジョー・ヘンリー、プロデューサーとしてもT・ボーン・バーネットと双璧を成す。 不気味なモノクロのジャ…

 ビートルズBOX

ロック教としては正にお布施である。とりあえずステレオ盤の方を買った。 まだ甘いロッカ・バラード、例えばパット・ブーンとか聴いていた時代、いきなりのビートル台風、それでも最初はロックとしてというよりポップ感覚で聴いていた。世の中あれよあれよと…

 PAOLO NUTINI

22歳のシンガー&ソングライター、スコッチ兄さんの2ndアルバム、1STは18の時でこれより更にソウル色が強い様だ! 見た目はイケメン優男だがサム・クックやオーティスの様なソウル・フィーリングを感じる!(ちょっと軽めではあるが?)レーベルも何…

 Diane Birch:bible belt

健全なエイミー・ワインハウス!ソング・ライティング能力はキャロル・キングと並び称される!ローラ・ニーロ以来のニューヨークの歌姫!なんてマスコミに騒がれている大型新人登場である! 伝道師の父親と13歳になるまで世界各地を渡り歩き、オペラやクラ…

  WOODSTOCK

今年はウッドストック・フェス40周年だそうで、ディレクターズ・カット版DVDも本日発売、フジテレビでも今月半ばに大々的に特集する様だ。 1970年前後1年はホントに熱く、中身の濃いロックの時代、ウッドストックを観ると良く解かる、ジミヘン、ジャ…

 病み上がりな先輩達!

JOHN B SEBASTIAN &DAVID GRISMAN : Satisfied 一時は再起不能かと噂あり、来日も心配されたが、ジャグバンドで復活、但し代わりにF・リッチモンドが急逝、しかし2007年にはしっかりあのイーヴン・ダズンのD・グ…

SHINE A LIGHT

マーティン・スコセッシ、ヴィム・ヴェンダース、デニス・ホッパーは3大お気に入りロード・ムーヴィー映画監督(リンチもそうか!?)で共通項ははにかみ屋の不良ロック大好きオヤジと言う事だ。特にスコセッシは自分の中ではNo1の音楽ドキュメンタリー…

 Believe In Magic−JOHN・B・SEBASTIAN

ジョン・レノンは別として私のお気に入りジョンにジョン・サイモン、Dr・ジョン、ジョン・スチュアート、ジョン・バック・ウイルキン等がいる。 そして特に好きなのがジョン・B・セバスチャンだ、温かくて親しみのあるヴォーカル、抜群のギター・プレイ、目…

孤高の詩人 LEONARD COHEN

LEONARD COHEN : Live In Londonポール・サイモン、ティム・ハーディン、そしてこのレナード・コーエンは日本ではイマイチ評価が低い!ヨーロッパ等では絶大なる支持者が多く、レナードの全世界セールスは2100万枚以上だそうだ…

 ANALOGUE

最近アナログ派が密かに増えている!例えばヴァン・モリソンの去年のH.ボウル・ライヴ盤は4面に「グロリア」が入っていたり、バディ&ジュリーの新譜は4面がライヴ・ヴァージョンだったり、しかもCDやダウンロード権付らしい、しかも25〜6$位とも…

 ボサが隠し味のジャズ娘とスイング親父!

MERODY GARDOT : My One And Only Thrill 19歳で交通事故に遭い、長い療養生活の中、治療目的からスタートした音楽活動が遂にメジャー・デヴューへ!懐かしいスイング・ジャーナルのゴールド・ディスク認定マーク!昨今の…

アイルランドに輝く巨星、月、流星群

VAN MORRISON * Live at Hollywood Bowl 昨年ハリウッド・ボウルで行われたライヴ盤しかもコンセプトはあの「アストラル・ウィークス」だ。 激しくR&Bを叫んでいた「ゼム」解散後、放浪の旅にも出て苦悩に満ちた青春時代、ワーナー移籍後初アルバムの「アス…