fulmas2010-07-07

JACOB DYLAN : Women & Country
ゆるくも無く激しくも無い丁度良いミデアム調のロックバンド「ウォール・フラワーズ」は結構お気に入りで、初来日(何年前だ?)公演観に行ったもんだ、バンドは解散し、ジェイコブは一人歩き、今回はTボーン・バーネットがプロデュースでギターはマーク・リーボーがサポート、カントリー・フォーク・ブルースが良いあんばいでブレンドされ、美味しい酒の伝統はこの世紀も安泰です!すでにアラフォーですか?親父はあのボブ・ディランですが、何かと言わんばかりにマイペース、親父譲りのイケメン男この先どうなりますか?!
MOSE ALLISON :The Way Of The World
AORが流行った時代の1970年代半ばベン・シドランが新鮮だった!クールでジャジー、そしてヴァン・モリソンが師と仰ぐモーズ・アリソンを知った、ブルースとジャズの中間な正にクールな響き、ロックにちょっと疲れた時の一服の清涼剤だ、ザ・フーやクラッシュ等が何故かカバーしているというのも不思議だが、今回はジョー・ヘンリーが1年がかりで口説いてレコーディングした、何しろ御齢82歳10年振りなのだ!
暖かくスイングするピアノ絶妙なギターのアクセント、多少の声の衰えはあっても充分に聴き応えのある作品に仕上がっている、最後の娘とのデュエットが微笑ましい!
Drive-By Trukers : The Big ToーDo
マッスル・ショールズのベースマンを父に持つリーダーを中心にしたサザン・ロックバンドドライヴ・バイ・トラッカーズは昨年出たブッカー・Tのアルバムのバックを務めた事で知名度を増した!初期はレナード・スキナード的な埃臭いものであったが、だんだんと英国ハード・ロック路線に移行して来た、今回もその傾向はある。