花咲く乙女!

fulmas2010-03-27

雪ジャケの後は何にしようかと考えていたら、桜も咲き始めた事だし、花はどうかな?と思っていたら次々出て来ました、古くはやはり「ビリー・ホリデイ」、歌は暗めでブルージーだがジャケットは可愛いレディーです!
今は亡き英国の宝石「サンディ・デニー」は透明感のある、そして説得力ある歌い方に聴いていると思わず引き込まれます、「フォーザ・リンゲイ」、「フェアポート・コンヴェンション」そしてソロと時には「ディラン」の曲等アメリカンを感じさせますが、英国古謡的感性が魅力でもありました。フェアポートのメンバーで来日(読売ホールで観た!)した翌年亡くなりました。「ジョニ・ミッチェル」は言うまでも無く天才です、スタートはフォークでしたが、「青春の光と影」(このアルバムに入っている)、「サークル・ゲーム」「ウッド・ストック」等70年代初期に次々とヒット曲を世に送り、その後ジャズの世界へ、常に進化し続けたジョニも最近では音楽業界に不信を抱き、暫く音沙汰が無い、絵の方も天才肌でこのジャケットも自ら描き上げた。ハイビスカスの花をいまだに付けて歌う我らが「マリア・マルダー」2度観ているがいつも愛らしい!歌も艶やかでキュート!一貫してアメリカン・ルーツ!いつまでも歌い続けて欲しい!!リビー・タイタスは一発屋で終わり?レヴォン君のワイフに納まったんだっけ?このアルバムはロビーのプロデュースで良い出来でした。
最後に「ガル・コスタ」ブラジル系は最初にゲッツ&ジルベルト等ボサノヴァを知ってから(1960年代後半)だが70年代後半にヴィニシャス、マリア・ベタニア、トッキーニョ、更にジルベルト・ジル、ジョルジ・ベンと嵌りまくった時期がある、そんな時知ったガルは明るく陽気で聴いていてホントにウキウキして来る!!