9月新譜

fulmas2010-08-29

Dr.JOHN And The Lower 911 : Trival
先だって亡くなったボビー・チャールズのアルバムを好サポートしていたDrが勢いに乗って新作を出した、70年代初頭に初めてニューオリンズ音楽の広さと深さの魅力を教えて貰い、振り返ってルイジアナ・ブラック・インディアンの音楽、そして妖しげなブードゥー・ファンク、その後もアレン・トゥーサンやミーターズがらみのニューオリンズ・ファンク、そしてナイト・ジャズからエリントンと結局追っかけっぱなしでここまで来てしまった、そして一周り、今までの総括の様なそれでいて味わい深いニューオリンズ風味たっぷりの素晴らしいアルバムに仕上がった!デレク・トラックスがスライドで1曲参加している

AL・JARDINE : カリフォルニアからの便り
高校の頃ビートルズの影響を受けながらも初めて買ったアルバムはビーチ・ボーイズだった!ブライアン事件の後もアルバムが出る度に聴いて来た、ブライアンのソロの方に目が行きがちだが無視は出来なかった、ウイルソン兄弟・ファミリー中心のバンドだったが、デニスとカールが亡くなりビーチ・ボーイズとしての集中力は薄れたが、ブライアンの粘着力はいまだに凄まじいものがある。それぞれのソロアルバムが出ている中今回初めてのアルのソロ、i-tunesと米アマゾンのダウンロード販売が基本らしい?
ブライアンの曲のほかビーチ・ボーイズ時代の未発表音源等話題豊富、CSN&Y(N無し)のコーラス、そして涙ものの「ヘルプミー・ロンダ」(スティーヴ・ミラー参加)ありと嬉しい限り!
サンタ・モニカ、マリナ・デルルイ、ヴェニス・ビーチとカリフォルニアの風が懐かしい!なんて一回しか行った事ないくせにエラソーニ!
しかし歌の旨いタツロー聴いても甦らないのにへたウマなアルの歌だと感じるのは何故!!?