ファミリー・プロダクション

fulmas2009-11-24

ディスク・ユニオンだけなのか?あの名盤スプナー・オールダムの「Pot Luck」(70年代アナログは2万円位した?)が紙ジャケで出た!1970年代ブラック・ホークや蓄光堂に通った人は目の色変えて探し廻った!ジョン・サイモンの1st&2nd、J.ウインチェスターの1st等所謂コレクターズ・アイテムである。自分もその口だがラッキーにも何とか手に入れてはいた。
ファミリー・プロダクション・レーベルのトレイド・マークの動物とその子供達が気になって、それだけで輸入盤屋へ探しに行った。
ファミ・プロ(略)は映画会社のパラマウント傘下のレーベルだったが1973年経営に行き詰まり本体に吸収された。
スプナー以外にはBurton(Ray)&Cunico(Gino)これは1971年のアルバムでミディアム調のポップなアルバム。ジノ・カニコは後にソロを2枚出していて74年のは(カマストラ&ブッダ系のデストリビュート)キャロル・キングの「Goin’ Back」やラヴィン・スプーンフルの「ヤンガー・ガール」等のカバーが入ったソフト・ロックな作品集で76年のは時代の流れでAORファンにウケたようだ!
ビリ−・ジョエルも最初はファミリー・プロダクションだったがアメリカ一のコロンビア・レコードが原盤ごと買い取って再発、大スターにのし上げた!
今ではインディーズは当たり前だが、昔はそれなりに立ち上げたレーベルが弱肉強食で大手にどんどん吸収された、スワンプの名門コテリオン、アトコ、しまいにはあのアトランティック・レーベルまでもが!それだけレコードが売れたと言う事ですかネ!いまじゃCDが売れず、ビートルズユーミン東芝EMIやサザン、スマップのヴィクターまでもが売り飛ばされてしまうという悲しい時代なのだ。