今週末公開の映画2本「ガマの油」&「はげたか」

fulmas2009-06-02

久し振りに映画でも観るか!1本は「ガマの油」このタイトルは衝撃だった、封印していたというより、忘れていた!子供の頃親父は人が集まると得意になってこの口上をやった。お調子もんというか、今思えばエンターティナーだったのか、お陰で俺は無口になってしまった。少し離れた煙草屋と酒屋に「しんせい」と焼酎を買いに行かされ、途中の農家の兄ちゃん達によくからかわれたものだった、で母親に大きくなったら絶対酒タバコはやらないと誓った、それが今マルボロと焼酎を毎日飲っているから笑える!おまけに無口だった自分がまさかの水商売に入り飲むとおしゃべりになるから解らんもんである!!
役所広司初監督の映画らしい?それにしてもドッキリした!いろんな親父の事思い出したので今度書いてみようかと思う。それにしても52歳で死んだ親父より10年長く生きたんだなァ!
もう1本は「はげたか」NHKのはOsamさんに勧められてて観たんだがこれが面白かった!劇場版は自動車会社の乗っ取りの話のようだが、皮肉にも今日GM破綻で大騒ぎしていてどうなる事やら自動車業界?出演している柴田恭平は子供の頃魚河岸で働く親父に良く連れて行かれ、毎朝ぶつかり、押し合いへし合い、喧嘩同然命がけの親父を見て育ち、「役者もこうありたい!」と言っていた!
俺は体の弱い親父の変わりに9000坪の土地(半分畑)の農作業や家畜の世話をやらされ(斜面の畑で耕運機を倒しながら!)うんざりして土から逃げた、が今は無性に恋しく、週2回は畑に向かう、たったの1000坪だが半分も出来ない!!