Jazz&Blues vs Rock

fulmas2011-10-02

WYNTON・MARSALIS&ERIC CLAPTON:「プレイ・ザ・ブルース」
今年4月ニューヨークのリンカーン・センターで行われたクラプトンとウイントン・マルサリスのライヴのCD、DVDとの2枚組も発売された、クラプトンとジャズはどうも今一ピンと来ない(スティングとウイントンの兄ブランフォードのコンビネイションは最高だった!)のだが?やはりこう来ましたか、ニューオリンズ生まれのウイントンのアレンジはさすが!正にオールド・ジャズとブルースの合体、聴くほどに馴染んで来る、ゲストのタジ・マハールの方が悪いけどピンと来ますが(笑)、曲もお馴染みの「レイラ」とか、リラックス出来ます。
Wilco :「ホール・オブ・ラヴ」

70年代最後のアイドル「ザ・バンド」が解散して夢中で聴く音楽が無くなった様に思え、ソウルやジャズに再び戻りかけた時、オルタナ・カントリー(ロック)が台頭して来て「待った!」がかかった、R・E・Mを皮切りに80年代(アナログからCDの時代に)ウイルコを知り、以来ずっと買い続けている、2年振りの新作は自らのレーベル「dBpm」からの第一弾リリース、正に「静」と「動」ナチュラルな音と人工的なサウンドが散りばめられ、バランスの良い、リラックスした中にも緊張感のある不思議なサウンドである、この秋のツアーのオープニング・アクト(前座ですか?)にニック・ロウを起用、シングルのB面に彼のカバー曲を入れている。