Van Dyke Parks &細野 晴臣 !

fulmas2013-01-30


ヴァン・ダイク・パークスを知ったのはドノヴァン開店してすぐだった!市川学園の生徒オカベ君が、
ヤング・ブラッズと共にオススメしてくれた!アルバムは「ソング・サイクル」、ビートルズ
「サージャントペパー・・・」を聴いた時以来の衝撃だった!振り返ればビーチ・ボーイズ
対抗して「スマイル」を作り、レコード会社に反対され騒動になった時もヴァン・ダイクはからんでいたのだ、
ブライアンを支えて作り直した「スマイル」は、近年は世に出て金字塔を打ち立てた、執念の勝利だった!
ヴァン・ダイクがセカンドの「ディスカバー・アメリカ」制作中に日本のハッピー・エンドが
ラスト・アルバム「さよならアメリカ・さよなら日本」のレコーディングにロスに来ていて
細野と意気投合、ヴァン・ダイクが「さよならアメリカ・・・」を作曲したのだった、それ以来
二人の絆はいまだに続いている、昨日のビルボード東京でのライブで細野が「ヴァン・ダイク・パークス
無しでは今の自分は無い」的な発言をした、思わず「そうだそうだ!」なんて小声が出てしまった、
あの頃は二人の音楽に夢中だった、ヴァンは3枚目の「クラング ザ ヤンキー リーパー」まで
細野は「トロピカル・ダンディー」あたりホントに良く聴いた!「海・船・波止場」と聞くと
二人の姿が思い浮かぶ!白いスーツが似会う二人、永遠の「トロピカル・ダンディー」だ!
昨夜のライブはドラムがアメリカ人、ウッドベースとチェロは日本男子、ハープが白魚の様な
手で波うっていた日本女子!のバック陣、まるでクラシック・コンサートの様な気品高いライブであった!
ヴァンは初期の作品とブライアンとの共作「オレンジ・クレイ・アート」からの何曲かを歌とピアノで
細野は「レイジー・ボーン」(レオン・レッドボーンが懐かしい!)と「香港ブルース」を
最後にヴァン・ダイクが「セイリン・シューズ」で〆た。心温まるライブであった。
ヴァン・ダイクの事は2007−9−02の「New&Rare ITEM」で紹介しているので参考に!