上海バンスキング

fulmas2010-05-08

イギリスの2大政党は崩れ第三極が台頭して来た、イギリスを手本にして来た我が国は到達する前に挫折早くも第三勢力が乱立している、ギリシャの失態でユーロ初の危機を迎え、日米ともに大幅な株安で打撃(二日で700円安)、また日米間で普天間問題が暗礁に乗揚げ、それをあざ笑うかの様に中国の日本に対するジャブが(?)キム・ジョンイルも訪中しちゃうし!どうなっちゃうの??そんな中中国は上海万博をスタートさせた、上海と言えば1840年に「アヘン戦争」で英国にこっぴどくやられ、1854年租界なるものが出来て「中国人と犬は入るな」とこけにされ英米仏に良いようにされた!
龍馬が大流行だが高杉晋作君も忘れてはいけない、そんな上海を見た彼は武士以外の軍隊を率いて倒幕を一気に加速させた、しかし1866年明治維新目前であの病気で若くして逝ってしまった(享年28)皮肉にも龍馬と同じように早すぎる死であった、映画「幕末太陽伝」での裕次郎は眩しかったなァ!
1894年(明治27年)の日清戦争、1904年の日露戦争は「坂の上の雲」の秋山兄弟の大活躍で勝利、1931年の満州事変で関東軍が占領、翌年満州国が成立、1937年盧溝橋事件に端を発した「日中戦争」は8年間に及び太平洋戦争へと続く。思えば眠れる獅子の歴史は凄まじかった(毛沢東の時代もあった!)ねェ!!あまり戦争というものは好きじゃないが「租界」「魔都」「阿片窟」といった怪しげな雰囲気、夜の世界、「上海バンスキング」にみるジャズの世界、溥儀や李香蘭のドラマチックな人生模様(不謹慎?)は不思議な魅力があって思う度にドキドキする!
しかし混雑は嫌いなので上海万博は行きたくない!!!