ザ・テレビジョン

最近遂に地デジ化しました。で暫くはテレビ三昧！誰かが店に忘れた一冊の本がある、みうらじゅんの「青春ノイローゼ」、その中に「信人的」というのがあって、「主役じゃなくて、脇にいるはずなのに、ミョーに気になる存在感目立ちたがり屋じゃないくせに、一度見たら忘れることはない強烈印象。そんな、さわやかな天然発光体を｛信人的｝と呼ぶ」。この信人とは岡本信人からきているのだが、ちょっと違うけど自分でも最近妙に気になる男がいる、香川照之がそれである、２０世紀少年のヨシツネ役から特に気になり出した。（ＣＭはそうでもないが）今月２９日から始まる大河ドラマ「坂の上の雲」では主役の秋山真之（元木雅弘）の幼馴染みの正岡子規役で出る様だ（友人夏目漱石は小澤征悦）。来年は竜馬（福山雅治）のドラマが予定されていて岩崎弥太郎役も決まっている。段々グレイド・アップして行って終いにゃ志村喬の「生きる」じゃないが主役も張れちゃううんじゃないか？歌舞伎は別として役者の２代目というのはイマイチピント来なくて例えば歌右衛門の息子、佐田啓二の息子、高島家の息子、三国さんの息子等（そうは言っても年を追う毎に良い味出て来てるけど）で大好きなハマさんの息子、東大出て役者かヨ！なんて最初は気にもしてなかったが、最近は目が離せないのだ。

最近丁度夏目漱石を読んでいて、更に先だってＮＨＫで正岡子規の事（根岸にある子規庵で関川夏央が講釈していた）をやっていて面白かった、とりわけ漱石と子規の手紙のやりとり（ロンドン滞在時のうつの漱石と結核で死ぬ間際の子規の壮絶な！）、とりあえず「歌よみに与ふる書」を買ってみた。子規に嵌りそうな予感がする。
しかし「坂の上の雲」も竜馬もキーワードは司馬遼太郎さんですよネ！音楽はアメリカ南部、文学はやはり江戸末期から明治維新ですかネ？
「チェンジ！」の今だからこそ「Ｇｏｏｄ・Ｔｉｍｉｎｇ」なのかナ？勉強しましョ！！