僕をわすれないで! #2ウエイン・パーキンス 

fulmas2011-11-08

ストーンズのメンバーになり損ねた!」と言えばオーバーになるか?1974年にミック・テーラーストーンズを脱退した後に発表した「ブラック&ブルー」にはロン・ウッド以外にキャンド・ヒートのハービー・マンデルとレオン・ラッセルの仲間ウエイン・パーキンスがギタリストとして参加しているのだ!ストーンズの目利き(耳利き)は素晴らしいものがある!ニッキー・ホプキンス、アル・クーパーライ・クーダー、ボビー・キーズ、ビリー・プレストンタジ・マハールソニー・ロリンズジョシュア・レッドマン等ゲスト参加が変わる度にその時のストーンズの雰囲気にピッタリ来るのだ!ウエインはマッスルショールズの元スタジオセッションマンだった、詳しくいえば(2008−10−29スワンプなおさらい参照)デュアンのいたフェイムスタジオ、エディ・ヒントンのマッスルショールズスタジオそしてウエインはその中の「クインアイビー・スタジオ」にいたのだ、パーシー・スレッジジョー・コッカーレオン・ラッセル、ドン・ニックス(彼のバンドメンバー)デラニー&ボニー等のレコーディングに参加している、ドン・ニックスのメンバー脱退後スタジオセッションマン仲間のスミス兄弟と「スミス・パーキンス・スミス」というアルバムを1972年発表、しかしエディ、ロジャー、デヴィッド、バリーのスワンプなマッスルショールズ・サウンドに似つかわしく無く、きれいなフォーク・ロック調で肩透かしを喰ったのを思い出す!ウエインはそれでもいつも気になる男だった、そんな時ストーンズのゲストに名前があったのはショックだったが、いかにスワンプ・ギターの名手でもロン・ウッドには叶わなかった様だ(笑)
その後1996年に「メンドー・ホテル」というアルバムを発表しているが、野太い声(イーグルスのグレンに声が似ている?)とスワンプなギターはとっても魅力的、大好きで今でも聴いているが今は廃盤となり、アマゾンの中古では5000円もしている(驚)2005年には「ランブリン・ハート」というアルバムを「メンドー・ホテル」の中の曲と数曲を再アレンジで発表している。
麻田さんのトムズ・キャビンあたりで呼ばないか??