ロード・ムーヴィー的且サウンド・トラック的新譜2枚

fulmas2008-07-15

ROLLING STONES:Shine Alight ザ・バンド、ブルース集大成、ボブ・ディランに続き今度はスコセッシ監督はストーンズを選んだ!日本ではまだ観られないが、音だけ先に来た!ニューヨークに拘って、生きる歴史の「ビーコン・シアター」での(2006年)ライヴ模様らしい?!ストーンズのラフな感じを大事にしたらしく(?)音だけ聴くと昔のワイルドなライヴ音源そのものの良い感じがビンビン伝わって来る!早く映像見たいゾウ!!
RY COODER : I,FLATHEAD カリフォルニア物語3部作の最終章である、第一章CHAVEZ RAVINEではメキシコ系移民の弾圧を取り上げ、第二章では猫に旅をさせながらアメリカの矛盾を提示、今回はアメリカの歴史を語る、といってもまだ国内盤が出てないので中身は勉強中である。
しかしライにはいろいろ教わった!そして一緒に良い旅をさせて貰った!ウッディー・ガスリーのフォーク・ブルース、スリーピー・J・エスティスのブルース、J.ディッキンソンのブルースの解釈、名曲「ダーク・エンド・オブ・ザ・ストリート」、懐かしの「マリア・エレナ」、テックス・メックスの素晴らしさそしてフラコ・ヒメネスアコーディオン、ネイティブ・ハワイアン(スラック・キー)の素晴らしさそしてパヒヌイ親子の存在、エルヴィスの再認識、アール・ハインズの古き良きJAZZの響き、D.リンドレーの再評価、キューバの「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(W.ベンダースが一年間聴き狂ってたまらず映画にした程だ!)そして生れ故郷のロス・アンジェルスへ戻って来た!
振り返れば昔ライはストーンズのメンバーだったよなぁ、しかも最高傑作のアルバム「レット・イット・ブリード」前後の一番充実している時にだ!素晴らしい!!スコセッシはストーンズの次はライかな(?)多分ベンダースが許さないと思うが、考え過ぎかなァ!!