Ｂｏｘ Ｓｅｔ ！

イイネ！　大阪新市長に橋本君が着任、大いに期待されているが、震災で破壊された宮城県岩沼市（仙台空港の南に位置する）の市長さんは凄い！国の応援は待ってられないと、住民の声を聞きながら海岸近くの被災者の為に３００戸の集団移転に着手、既に瓦礫の撤去を終えて新しい土地に新しい街作り、２年後の完成を目指して頑張っている。

最近ＣＤが売れず、リマスター盤も結構出尽くし、やたらとボックスものが出る、デッドの何十枚組はちょっと考えるが、取り合えず最近ビーチボーイズの「スマイル」完全復活盤を買った、高校の頃初めて買ったＬＰはビーチボーイズだった（ビートルズはシングルで買っていてＬＰはちょっと遅れた）スイートなコーラスにロックンロール、正に青春そのものだった、がビートルズに完全ノックアウトされ一時足踏み状態に、しかしビートルズの進化に触発されたリーダーのブライアンはヴァン・ダイク・パークス（共に２３歳という若さ）の協力を得て「スマイル」というビートルズの「サージャント・ペパー・・・」を凌ぐアルバムを制作、しかしレコード会社の反対、メンバーとの対立もあって未発表のお蔵入り、別の形で何枚かのＬＰにはなったがブライアンの執念は凄く、メンバーと決別後病で寝たきり状態から完全復活後今までソロ名義で（最近はジョージ・ガーシュイン作品集やディズニーものを制作発表している）たくさんのアルバムを発表、殆どが高評価を得ている、そしてヴァン・ダイクと作った２００４年のブライアン名義の「スマイル」は世界中で絶賛を浴び、その年の最高のアルバムと評価された！
そして遂に６６〜６７年に録音された音源が正規にリリースされたのだ、とはいってもブライアンのソロが完璧過ぎて、ちょっと拍子抜けか？それでもずっと夢を見続けて来た僕達ファンは感動ものである！
ビートルズの「サージャント・パパー・・・」が出た後ロックは片面全体が一曲の様な組曲風のものが流行したが（バッファローの「アゲイン」やフーの「トミー」等）何といってもヴァン・ダイク・パークスの「ソング・サイクル」は衝撃だった！ロックっぽくはないが古い映画のサントラの様な懐かしさ、カントリー風味、ドノヴァンの曲等不思議な世界へと誘う！ドノヴァン開店の頃（ハード・ロック、プログレの時代）市川学園の学生がヤング・ブラッズとヴァン・ダイクの良さを熱く語っていたのを思い出す、いつもブライアンの事を見守るヴァン・ダイク・・・イイネ！

常連のシゲル君は大のジョージ・ファンだ、最近出た分厚い本を誇らしげに見せてくれた、毎日聴いても飽きない（確かにそうだ）、殆どのアルバムはコレクションしていてたまに貸してくれたりする、そしてマーティン・スコセッシ監督ジョージ・ハリソンの「リヴィング・イン・ザ・マテリアルワールド」が公開された、ＤＶＤ版は予約したが映画は見ずに終わってしまった、見て来た人は口をそろえて素晴らしかった！と感激のご様子だ。
３時間半の長旅のようだが、ビートルズ以前の初々しいジョージ！可愛いパティーとのツーショット、トラヴェリン・ウイルベリーズの未発表映像（ディランも見れる）等など未だ見ぬジョージ・ワールドに期待は膨らむ！２３日発売だ、待ちどうしいのだ！