泥臭い!又はスワンプな!

fulmas2011-08-30

イイネ!? そうですか!意外なと言うべきか?95代目の首相は野田さんでした、千葉4区船橋津田沼駅前で13時間も演説したというツワモノ!)のドジョウはウナギに変身!これから大海へ出て行くのか54歳、ドジョウも金魚も結構泥臭くてスワンプ、良いんじゃないの(笑)頑張れ!
と言う訳で新譜紹介、と言ってもまだ到着して無い物もあるのだが、
   RY・COODER:Pull Up Some Dust&Sit Down
電気ウナギのライはフォーク・ブルースから変形R&Rを経てメキシコ〜ハワイ〜アフリカ〜キューバと大衆の味方音楽を実際に旅をしながらその地の先達と共に体現し、LAに戻ってからは貧困移民達の恨み節を代弁したり、猫のロード・ムーヴィーを通じて体制批判したり、イマジネイションの旅を相変わらず続けているのです、今回3年振りの新譜は懐かしいサウンドにまたまたメッセージ込めてライ節全開だ!「ジョン・リー・フッカーを大統領に」なんてスワンプなんだ!バックのドラムは愛息ヨアキム、アコーディオンのフラ〜コも参加! 
BOOKER・T・JONES :Road to Memphis
ブッカーTの事は「メンフィス・サウンド」特集でやったので省きますが、相変わらず精力的に活躍してます、今回はMG’sっぽくはないけれどブッカーTのテイスト、グルーブ感を残しつつ何か新しいサウンドを求めている様です、何故かルー・リードが参加しています。 
NICK・LOWE :オールド・マジック
ニック・ロウも特集したばかりなので説明は省きますが、渋い!楽しい!癒される!ロック親父の新譜です、アメリカン・ルーツ・ミュージックからバート・バカラック風まで、抜群のポップ・センスととろけるアレンジ、正に年代物のスコッチ・ウイスキーであります。
CHIP・TAYLOR :ロックン・ロール・ジョー
麻田さんがせっかく呼んだのにライヴ観に行かなくて反省してます!
御齢71歳のチップは、ロック史に影響を与えた影の人物を日々紹介するというサイトを立ち上げている、そして2年振りの新譜来日時も同行した元ヴァン・モリソンのバック・ギタリスト・ジョン・プラタニアも参加している、ジミヘンで有名な「ヘイ・ジョー」とか良くカバーされる美しい曲「エンジェル・オブ・ザ・モーニング」の作者としては有名だが、60年代から歌い続けている割には本人はあまり目立たない、いぶし銀のような人だ、you.tubeで汽車をバックに歌う素晴らしい映像が見られる!

TIM・ROBBINS・AND・THE・ROGUES・GALLERY・BAND
「ショー・シャンクの空に」「デッドマン・ウォーキング」「ミスティック・リバー」等で有名な俳優ティム・ロビンスのシンガー&ソング・ライターとしてのデビューアルバム登場、父も兄もミュージシャンという音楽一家に生まれている、ボブ・ディランスプリングスティーンに影響を受けている様で、書き溜めたものを録音する気になったらしい、映画のとん挫や妻サランドンとの別れも影響したか?未だ届いて無いので早く聴いてみたい!プロデュースはマリアンヌ・フェイスフルを手掛けているハル・ウイルナーというから更に期待が高まる、多分インテリジェンスが高いに違いない!