旬な音 !

fulmas2010-11-02


夏には熱いロス・ロボスのラテン・ロック(テックス・メックス)、秋にはクラプトンの「枯葉」これから寒くなるとスフィファンのミシガン・ピュア・サウンドが聴きたくなる!音にも旬があるのだ!
という訳でまずはROBERT PLANT : Band Of Joyツェッペリン以降のプラントは旅人となり近年中近東あたりの音楽をやっていると思ったら新譜はアメリカン・ルーツ回帰です、カントリー、ブルースからロス・ロボスのカバーまで更に我らがバディー・ミラーまで参加のオルタナ系まで!やってくれます、注目に値する人です!!
SFJAN STEVENS : The Age Of ADZ常連の若者に勧められて聴いた「イリノイ」「ミシガン」、これは衝撃だった!ジャケットのイラストがまた良くて、音の方もギター、バンジョー、適度なホーンが心地よく!声質も含めてピュアで透明感のある、70年代のカナダのブルース・コバーンを思い出させる、まるで森林浴でもしている様な爽やかさ!
彼のコンセプトはアメリカ50州を題材にして作品を作り上げるという壮大なもの、
で今回の新譜はジャケットのイラストにルイジアナの黒人画家の作品を起用、音の方はDr・ジョンと言う訳にはいかず、やはりニューヨークの若者らしくちょっとおじさん泣かせのエレクトリック・ポップな感じ、大鷹君の解説によれば最後の25分の「インポッシブル・ソウル」は圧巻でドラマチック!とある、心を入れ替えてまたじっくり聴いてみるか?そして次回作をまた期待しちゃおう!
しかし2年で1作、50州を作るには100年掛るんとちゃうん!!