笠森の古樹を見下ろし里の秋

fulmas2008-10-01

妹夫婦が何とか切り盛りしている大多喜のハーブガーデンにたまに行く、先日早めに出発したのでたまには寄り道をと、長南町の「笠森観音」に行ってみた。40段程の大きめな石段を登って行くと途中には三又の大きな杉の樹があって先ず驚かされる。樹齢は何年だろう(?)。石段が終わった辺りに芭蕉が1681年頃観音堂で詠んだとされる「五月雨に この笠森を さしもぐさ」が句碑に刻まれている。
笠森観音は延暦3年(784)に最澄上人が開基、観音堂は長元元年(1028)後一条天皇により建立、明治に「国宝」昭和25年に重要文化財に指定された。観音堂からの眺めも最高だが石段で登る途中の大きな木々達に抱かれる正に森林浴は得も言われぬ癒しの感がある!