温故知新

色即是空、四字熟語が好きである（貴ちゃんじゃないが）。最近あまり本を読まないが、ゲンユウさんの本の中で「中道について」というのが心に残った！孔子の教えの「中庸」とは違う、お釈迦様の教え「中道」について語っているのだが、そもゲンユウさんは面白い人で田舎の寺に生まれ、あのお布施というのに疑問を持ちドロップアウト、職業を転々とし、キャバレー（クラブ？）の支配人の経験もあるのだ！結局物書きから現在は元の鞘に納まり住職をしている。話を戻すと中庸は「君子危うきに近寄らず」だが中道は楽と苦の極限を体験し結果的に真ん中が良かろうと、そういう言うことらしい！ゲンユウさんは無理に極端を経験して元に戻らなくなる人もいるのであまりお薦めしません、とも言っているが！？大なり小なり誰しも若い頃は極端に走り、痛い目をみて真ん中に寄って行くんだね！愛情も掛けすぎると火傷したり水の泡になったりするしネ！中道というより中間（ちゅうげんではない）派の私は都会でも田舎でもない千葉の真ん中で、稲毛な夜の水商売をしていて、中間色を好み、酒も熱燗より温燗を好み、ハードでもメロウでもなく、ミデアム（ステーキも！）テムポな音楽（例えばザ・バンドを始めとしたスワンプな音楽）を好み、いつかは土に戻らねば（別に農業に着くという訳でもないのだが）と思いつつそれこそ中途半端に生きているのだ。中間は時には物足りないが居心地が良い！中道も中間も辞書を引くと道の途中とあるからもう少し歩いて観ますか！