ドラマチックな人々

fulmas2010-01-03

All Need Is CLAUS ビートルズが最も愛した男・クラウス・フォアマン(ブアマン)
今日まで3夜に渡ってBS1で放送のビートルズ秘(裏)話、昨日はサイドメン(ベース)のクラウスの話だった。元々はマンフレッド・マン(M・ダボやT・マクギネスもいた)のメンバーだったが、ビートルズリボルバーのジャケットのイラストで有名になった、ミュージシャンでありながらアーチストでもある心優しい彼は常に葛藤しながら人の為に動いた、特にビートルズ解散後ジョンの「イマジン」のバックやプラスティック・オノ・バンドのメンバー(ジョンに強引にクラプトンの次に誘われた)として、またジョージの「オールシング・マスト・パス」他のサイド・メンとして(離婚後ジョージの家で同居して癒された?)、バングラ・コンサートにも出ていた!リンゴのソロのサイド&アート・ワーク等正にビートルズ解散後は彼らを支えて来た。またカーリー・サイモンの「うつろな愛」ではイントロの「ベロベロベン!」のクラウスのベース音に思わず「サナバガン!」とカーリーが叫んだのをそのまま録音したり、ニルソンの「ウイズ・アウト・ユー」、ランディ・ニューマンの「ショート・ピープル」等歴史的な名曲にも携わっていた。最近のセッション(このドキュメンタリーの為の)は感涙ものだった!みんな70歳前後(?)だが味のある演奏、マンフレッド・マンはザ・バンドみたいだったし、ヴァン・ダイク、ジム・ケルトナードクター・ジョン(サッチ・ア・ナイトー渋い!)等現役バリバリ、カーリーの家に40年振りに会いに行き、そこでのセッション、海辺を二人で歩く姿は胸キュンキュンであった!!
今は無きジョンとニルソンのサンタモニカ(行った事あるよん!)の別荘兼スタジオでの話は辛かったがリチャード・ペリーの話は面白かった。
やはりヨーロッパ人は違うネ、アメリカン・ショー・ビズに嫌気さして一時は仕事せず家庭人になりきった!(ジョンみたい!)
いまだに悩む永遠の青年の心を持った素敵な70歳はホントに魅力的であった。最後に自分のイラスト入りのビートルに乗る姿はカッコ良かった!!


居眠り磐音・江戸双紙・陽炎の辻佐伯泰英
江戸双紙シリーズ30巻は950万部突破!ですと!しかも佐伯氏は文庫専門の作家である。
1942年北九州生れ、日大芸術学部映画学科卒後スペインで闘牛士専門のカメラマンとなり旅をしながら写真を撮り続けた、その後作家を目指すが芽が出ず、出版社から官能か時代モノが良いんじゃない?なんて言われ時代物を選んだ。50歳半ばからのデヴューである。
でたまたまNHKで彼の普段の生活(犬と二人?暮らし)や経歴等を拝見、また元旦にドラマを観てファンになった。サスペンスものもそうだが、普通の人々の感情、人としての道、想い、情等日本人特有の情感を大事にしたものは売れるのだ。
「廻る独楽は決して倒れない」と言う彼は20日で一冊刊行のペースで気合を入れて「読者に見放されるまで書き続ける」と言っている。
見習うべきというか、勇気と元気を与えられる!

竜馬伝タイトル文字・書家・紫舟
坂の上の雲、竜馬伝でミーハー度ヒートアップし更に江戸双紙から千利休に行きそうな勢いで困っている!NHK紫舟さんが出ていて竜馬伝の文字について語った、竜馬と福山雅治の外観と中身(?)を良く検討してあのタイトル文字が出来たそうな!?なかなか気に入っている、そうか書道というのもあったなァ!花は毎日活けているし、お茶も好きだし、「オイオイ、いい加減にしようぜ!!」しかし「紫舟さんカッコ良い」!!!