HACHIで泣く

fulmas2009-08-05

母親が死んだ時以外あまり泣く事は無い(実際父の時は泣かなかった!)のだが、映画では良く泣く、W.ベンダースの「パリ・テキサス」も泣いたが山田洋次の時代劇とか泣けます!以前に仲代達也と八千草薫が出てた「忠犬ハチ公」で泣いたら、元妻に笑われた、来年公開のリチャード・ギア主演の「HACHI」はどうだろう?

映画「おくりびと」も泣いた、嫌いだった親父の最後を納棺司(師?)として送るシーンは特に泣ける!また峰岸がはまり役で(実際この映画の後間も無く逝ったのだから余計である)、それと棺桶を村中で竹に白い紙細工を施したものを持ちながら墓場まで運ぶシーンは、うちの親父とオーバーラップして(昔は土葬だった)これまたポロリ!
もっくんは勿論良かったが、しかし山崎努の役ははまり過ぎだった。あと銭湯の常連で焼き場のボイラー係の笹野高史(?)も良かった!(ここは門であって、ここをくぐり抜けてからあの世へ旅立つのだと解説していた!)
ふぐの白子焼き、とりの骨付き焼きは面白かった、ちゃんとフード・コーディネーターがいらっしゃったのデスネ!
「石文」は大感動した!この様に今はパソコンやケイタイでコミュニケーションする時代である、石の形と色、大きさや表情等で自分の気持ちを伝えるなんて、鳥肌ものである。

ハンカチを忘れた時に限ってポロポロするのだから困ったものである!!