航海日誌

fulmas2009-05-05


大多喜ハーブガーデンへ行った次の日3日は岩井(内房)のリゾート・マンションだ。朝早く起きて土気の畑へ行き、少し耕してから向日葵の種蒔き、グラジオラスとバジルの植え付けをした、そこへ品川からO君(今回同行の彼はロスに拠点を置く小規模輸入業者である)が「今から千葉へ向かいます」と連絡あり、急いで稲毛へ戻りシャワーを浴び、店に臨休の貼紙をして千葉駅に合流、16時発の内房線で岩井へ向かう、缶ビールと干物で小腹の隙を満たし、O君とロスの話(ヴァン・ダイクの息子と友達なのでロスに来ればヴァン・ダイク・パークスを紹介しますヨと言われた)やロックの話(今はアナログ盤を買うとダウン・ロード権やCDのオマケが付きしかも希少価値で将来値段が上がるらしい?)をしながら岩井に到着。

駅近くの14階建てのマンションの最上階からオーナーのO氏とK君の二人がこっちに向かって手を振っている、今日は4人で酒盛りだ。
近くのスーパーで食材と酒を買い込み、ベランダで七輪バーベQパーティー、ムサイおっさん4人で色気無し、しかもなんで「東京裁判」なんだ。
ちなみにだだっ広いリヴィングにはプロジェクターと46インチの大型TVがある。
温泉風のでっかい共同浴場に浸かった後、やたら食べて呑んで、休みの緩みも手伝い一足お先に!の就寝。

次の日4日は8時起床で昨日買った干物と納豆で朝食の後すぐさまヨットを置いてある竹岡へオーナーの車で館山道を登る、G.Wの為道路は混んでいた。特に竹岡周辺から金谷付近はひどいもので下りは全く動かない!
僕達四人はそれらを尻目にマリーナから出航だ。31フィートの「翔鶴」は別名タツロー号で、オーナーは出航のテーマソングをいつも「メロディー」にする。初めての時は迷惑をかけちゃいけないと思い酔い止め薬を飲んだが、今はそんな事も無くすっかり海とヨットに馴染んで、ボディを傷付け無い様にする「フェンダー」の取り付け、取り外しやロープ周りのお手伝いもする様になった。
いつもより舟の往来は少なく、釣り船、金谷ー久里浜のフェリー船、貨物船等と時折すれ違う。快晴とまではいかないが晴れていてしかも適温、気持ち良い!「ヒコウキ雲」と「航海日誌」・・ユーミンの世界かぁ?!東京湾の水も今は思ったほど汚くは無いが真夏は多少濁ってみえる。

あの「ばんや」で停泊、休憩(マリーナがある)干物を買ってオーナー、K君、「タツロー号」とお別れ、O君と再び千葉に向かって保田からJRにて一足お先だ。帰りの電車も缶ビに干物、千葉駅でO君と別れ、自宅に戻ると既に4時を回っている、娘にお土産の好物「スルメ」とミニストで買った「白桃ソフト」を手渡しシャワーを浴びると急いで店へ、G.Wの為かイマイチ空いていて、常連さんと干物(あまり苦く無く塩味も適度なシコイワシ)で乾杯、早めに閉店した。帰りのラーメンは遠慮して自宅で再び美味しい土産のサバの干物(ばんやのは絶品である)でこれがほんとの「ばんめし」なんちゃって(笑)ずっと干物ばっかりで体が干物にならないか心配である(笑笑)