祝還暦!SWEET BABY BOOMER JT!

fulmas2007-10-08

1948年生まれのジェイムス テイラーはディランやF.ニールに出遅れたフォーク シンガーだったが売れず諦めかけたが、目指す精神科医への道を中座して再び音楽の道へ、1968年英国に出向きピーター アーシャーに会いアップルから1stアルバムを出す。ポールもバックに巻き込んで!(アメリカ人で始めてビートルズとセッションした人?)しかしあまり売れなくて帰国、翌年LP「SWEET BABY JAMES」がバカ当たり!次の「マッド スライド スリム」にはあのキャロルの「君の友達」(ジェイムスの為に書いた訳じゃないとキャロルは言うが!)が入っていて更に知名度は上がった!この頃ってニューロックの後のニューフォーク、ニューソウルの時代で、古い観念の音楽にさよならをした時代、ディランを初め、J.ミッチェル、J.テイラー、C.キング、S.ワンダー、D・ハザウェイ、R.フラック等がジャンルを超えて自由な音作り(ジャズやブルース等を取り入れ)、詩の内容も自分を見つめ、真剣に愛を歌う!それが人々に共感を持たれ、所謂シンガー&ソングライターの時代に突入する訳だ!それは当然日本にも、勿論世界中に浸透して行った!1970年C.キングとジェイムスの「君の友達」がそれぞれビッグ ヒット!(70年以降これを超える歌があるだろうか?)去年ミュージック ケア賞を取ったジェイムスを讃えるライヴで最後に二人でデュエットしていたのが微笑ましかった!!(B.レイットに何か言ってたのも気になりますが)ジョニ ミッチェルとは「You Can Close Your Eyes」で意気投合、それ以来ジョニのアルバムにちょくちょく顔を出している。(最新盤にも)同士愛ですかネ!?1972年モテモテのジェイムスは二人を振って(?!)カーリー サイモンと結婚なんて事もありましたが、環境問題や若年性糖尿病患者への心配り等人間愛に溢れるジェイムス!もうすぐ新譜も出そうで、ますます意気盛んなのだ。来年還暦の細野氏(スィート ベイビーにはかなり影響されたと聞く)も頑張ってる、私にロック喫茶を始めるきっかけを作ってくれた和田君も頑張ってるみたいだし、負けてはいられない!!!