夢のビニール盤宝探し!

fulmas2007-09-26

高校時代レコード盤が高くて買って貰えず、氷の配達や、郵便配達等のアルバイトをしてビートルズの新譜を買っていた。最初は千葉の駅ビルにあったヤマハレコード店に通った、その後ヤマハは千葉中央に移り、音楽の趣味もポップスからジャズ、ブルースと深みに嵌って行った。その頃はまだLP盤に(国内盤)封がしてなくて、仲良くなった店員に頼んで何枚も試聴した後に1枚〜2枚買うというえげつない事してました。1970年代に入ると上野の蓄光堂で輸入盤あさり、ジャケ買いもしました。店員の飯田君にはお世話になりました。ボビー チャールズ、エリック カズ、トニーJホワイト等スワンプ関係をコレクションし始めたのはここだ!まだタワーやシスコといった大型輸入レコード店がなかったので、小さい店が頑張っていて、そことロック喫茶が音楽の情報源だった。(雑誌も遅れ気味?)従兄に連れられて新宿のブルース専門店オザワにも何度か行った(まだ国内盤のブルースは皆無に等しかった)、ロバート ジョンソンの2枚は宝物です!原宿竹下通りのメロディハウスは良く通った。(飯田君が移ってきた!)ウエスト コーストロックやウッドストックのベアズヴィル関係、特にマリア マルダーが強烈だった!!その後小さい輸入盤屋があちこちに出来た、ヤマハや山野は輸入盤が高かったのだ。(ユニオンは別として)吉祥寺の芽瑠璃堂も良く通った、仲良しになった店員の後藤君は後にライターとなり評論家としても立派だった。そこで買った1976年フィービー スノウのデヴュー盤は強烈だった!「今久保田さん(夕焼けの)が買って行きました、すごく良いですよ」と後藤君が薦めてくれたのだ、パーソネルを見るとロック、ソウル系のスタジオメンの他にズート シムスの名前があった。確かに強烈なヴォーカル、ブルースフィーリング、そして甘いジャズの香り、2007年の今でも時々かかります。 ・・Full Houseに続く・・