フルハウス誕生

fulmas2007-09-24

1976年6月地下のロック喫茶「McGEE」は、はす向かいのビル二階に引っ越した!狭い地下の頃、ブラック ホークみたいな店を夢見て良く設計図を描いたものだったが、ついにその夢が実現したのだ!皮肉にもこの頃ブラック ホークの小冊子「スモールタウン トーク」ヤングブラッズ(ジェシ コリン ヤング)特集で投稿依頼が来た!ブラック ホークも最初は話も出来ない硬い店だったが、トム ウエイツが持て囃されたり、AORが幅を効かす様になってからは軽いお喋りと酒が許される様になっていた。うちも最初はランチ タイムがあったり、コーヒーも種類を増やしたりしていたが、安くて旨いコーヒーのチェーン店が出来たり、バブル期の地上げで街の小さい喫茶店はどんどん無くなっていく中、「カフェバー」の時代になり、そうした流れに添う様に変化した。カクテルや洋ビールの種類も増やし、ツマミにも拘る様になり本格的な「バー」を目指す様になっていった。千葉には昔「ケント ハウス」という素敵なジャズ&ソウルバーがあった。先輩のY氏はその後も何度か店名と場所を変え話題を撒き散らした!今ではそこら中にショットバーはあるが、正に先駆者だったのだ。今でも気になる先達である。1976年といえばウエスト コーストではイーグルスの「ホテル カリフォルニア」全盛、テキサス アウトロー カントリーが幅を効かせた時代(テックス メックスも流行りました!)都会ではAORとフュージョンが持て囃された!レコード室とDJブースにいるのが夢(D.フェイゲンの様に!)だったのだが、事情もあり、ある時はバーテンダー、ある時はウェイターそしてまたある時はオーナー シェフと忙しくなってしまったのだった。ちなみにFull Houseは「フェアポート コンベンション」の名盤がヒントだが、J.ガイルズも好きだし、フランキー ミラーも大好き、もちろんウエスもずーっと好きでした。満員になる様にというのが本音かな?